Greeting Greens ~グリグリ・プロジェクト~Greeting Greens Project
2016年7月をもって、この事業は終了いたしました。
Greeting Greens ~グリグリ・プロジェクト~とは?
グリグリ・プロジェクトは、「にしすがも創造舎(旧朝日中学校)」の校庭で、畑づくりを通じて、地域に暮らす幅広い世代の人たちの交流を促すことを目的としたアートプロジェクトです。季節の野菜や草花の栽培、収穫した野菜を使った料理や、収穫祭の開催、畑グッズから景観づくりにいたるまで、アーティストや専門家の協力の下、「ここにしかない畑」と「グリグリならではの時間」をメンバー主導でつくっています。
グリグリの畑は、例えて言うなら、多様な人たちがクロスするプラットフォームです。畑がコミュニケーションを誘発し、たくさんの交流が生まれることによって、より居心地良い場となっていきます。グリグリは、小さなコミュニティとして成長しているのです。
※2015年1月現在のメンバー数:41人(子ども19人、大人22人)
現在、グリグリ・プロジェクトは新規メンバーの募集を行っておりません。(2015年3月)
>> 畑のロケーションマップ(2006~2008年度)
>> 畑のロケーションマップ(2009年度~2012年度)
>> 畑のロケーションマップ(2014年度)
グリグリを支えるアーティスト
カブ
グリーン&ワークショップ企画・監修(2006年度~2013年度)
– プロフィール –
美術家/深沢アート研究所緑化研究室代表
日本大学芸術学部美術学科彫刻卒業。University of East London fine arts:3Dコース卒業。
2003年、アートを基軸とした「こども造形の研究」と「緑化の研究」をする深沢アート研究所を、美術家の山添Joseph勇と設立。現代美術、こども造形ワークショップ、緑化研究と実施を主な活動とする。
深沢アート研究所 http://www.hukalabo.com/
坂倉 杏介
プロジェクトファシリテーション(2007年度~2010年度)
– プロフィール –
慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所特別研究講師、理工学部非常勤講師、三田の家LLP代表。地域コミュニティ形成のための拠点「芝の家」や、新しい学びの場を創出する「三田の家」といった「場」づくりの実践、対話型のワークショップや授業などを通して、コミュニティの生成における「場」の働きを研究している。
参加者・体験者の声
楽しい創造活動
「あるもの」も「ないもの」も、様々なものに工夫を凝らして組み合わせ、何かができてしまう。できあがったものも楽しいし、そこまでのプロセスも楽しい。(校庭の土で絵の具づくり、収穫したトマトを使った手づくりピザづくり、月型のぶどう棚づくりなど。)これからも、みんなでたくさんやりたいことを想像し、色々なものを創造していきたいと思います。
(2009年度より、一家4人で参加)
いろんな人との緩やかなつながりが心地いい
土いじりをしたいだけなら貸し農園へ行けば済みますが、グリグリはいろんな職業や学年の人が集まり、アーティストと一緒に楽しく作業ができます。子どもには普段と異なるコミュニティの中で、いろんなことを感じてもらえるのではと思っています。
(2009年度より、親子3人で参加。)
<事務局より>メンバーの個性が映るグリグリの畑
畑仕事未経験の、個性豊かなメンバーが集まったからこそ、石窯やぶどう棚ができたり、バラのアーチもある一風変わったお庭のようなグリグリの畑ができました。これからどうなるの?誰にもわかりません!でも、もしあなたがメンバーになったら、ちょっぴりあなたのカラーの混ざった畑になるのはまちがいなし。自分の庭をいじる感覚で楽しみませんか?
(スタッフ・五十嵐洋子)